投資をはじめると、たびたび登場する
”指数”
という言葉。
高校数学で出てきたのが懐かしい、そんな言葉ですが、その高校数学で出てきた指数と、投資で登場する指数とは意味が違います。
そもそも、指数の意味を調べると、以下の2つの意味がヒットします。
①その数が、とある数のn上で表現できるときの n のこと。
②基準になるもので、とある時期の数値を100とした場合の変化を表す数値。
高校数学で出てきた指数の意味は①の方で、指数関数などで使ってましたね。懐かしいな・・・。
一方で、投資の世界で登場する指数は②の意味の方に近いと思います。
『近い』と書きましたが、もう少し投資の世界での指数を考えると
とある時期の値を100として、それに比べての上がり下がりを示す
というよりも、
とある期間の、とある価値を、とある計算式で算出した値を示す
といった意味になると思います。
例えば、ニュースでよく耳にする、【日経平均株価】も指数の一つです。
つまりは、何か計算式を使って算出している値、それが投資の世界でいう指数と理解すればよいと思います。
ちなみに、指数を英語にすると Index。
【インデックス投資】という言葉でも登場するIndex。インデックス投資とアクティブ投資があり、インデックス投資のほうがリスクが低いといわれているのも、用語を把握すればなんとなくわかる気がします。
- アクティブ投資は、一つの会社に投資したりする一本集中のイメージ。ハイリスク・ハイリターン。
- インデックス投資は、指数に連動するので、その指数の計算で使われているデータが多い分、リスク分散されているイメージ。ローリスク・ローリターン。
というわけで、『指数って、なんだ??』からはじまり、『インデックス投資』にまでつながる簡単な解説でした。