2020年に読んだ本の中で、衝撃を受けた1冊の本、『FACTFULLNESS』
FACTFULLNESS、直訳すると 『FACT=事実の、FULLNESS=満ちること』
事実とはなにか見極めろ、そんなメッセージの伝わってくる1冊でした。
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この本では、
多くのデータやグラフを用いて、
30年前〜現在の多くの、そして様々な事実が述べられています。
30年前に貧困だったあの国が今は貧困を脱し、生活レベルが上がっている、
これは世の中の人が思っていることと違うのではないか、
なぜ違うのだろう……
日頃のテレビ・ネットニュースを見て、それが事実だと思い込んでいるから。
事実はそれと異なる、
多くの情報から目を背けるのではなく、
その中から、事実とは何か、その事実を見極めることができるか、
そんな内容が述べられています。
そして、著者がこの本で伝えたいことは、
事実を正しく捉えることが大切で、
正しく捉えられれば、
物事に対して慌てることなく冷静に対応できるようになる、そうなってほしい、
と言うものでした。
この最後の部分が特に響きました。
読む前のこの本の印象は、
事実を突きつける、その事実の力が偉大である、
そんな感じでしたので、
この著者の思いに心揺さぶられました。
FACTFULLNESS、
これも子供が大きくなったら読んでほしい本のうちの一冊です。
その頃には本の中のデータは古くなっているかもしれませんが、
事実を正しく捉える、
そして物事に対して冷静に見る、考えることが大切である、
それを感じてほしい、感じるきっかけにでもなれば嬉しいなと思います。
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