【5分で読める★簡単解説】S&P500って、なんだ・・・??

投資リテラシー

アメリカの代表的な株価指数であるS&P500

アメリカの有名な投資家バフェットさんが、彼が死んだときを見据えて、投資経験のない奥さんに言った言葉の中でも登場していることで有名です。

『妻よ、投資するなら現金の90%をS&P500に投資しなさい・・・』

 

今回はこのS&P500を簡単に解説したいと思います。

結論として、

S&P500はアメリカの市場価値の高いランキングTop500社の株価に連動する指数

です。

ただこれだけだとわかりませんよね…

『市場価値が高いってどういう意味?』

『S&P 500ってどう計算されているの?』

そんな疑問を解決できたらと思い、まとめてみました。

ちなみに『指数って??』という場合はこちらを参照ください。

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正式名称

S&P500の正式名称は、Standard & Poor’s 500 Stock Index

Standard(訳すと”基準”)なのは何となくわかりますが、Poor(訳すと”貧乏”)ってのがなんとも・・・。Indexは指数という意味です。

指数を算出している会社

S&P500は株価指数。したがって、何かをもとに計算されているということ。

ちなみにこの計算をして指数を算出しているのは、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスという会社。

この会社はS&P500の他にも様々な金融市場指数を提供しているようです。

 

私

いろんな指数を様々な考え方・方法で算出し、その指数が世の中で注目される、スタンダードとなる・・・そんな魅力的な仕事をしている会社なんですね。

 

指数の概要

では指数の概要について、Q&A形式でまとめてみると・・・

Q1. 指数算出の対象は??

A. ①ニューヨーク証券取引所、②アメリカン証券取引所、③NASDAQに上場している銘柄

Q2.  その銘柄を対象にした算出方法は??

A. 銘柄の株価から、時価総額加重平均型株価指数を算出する。

Q3. この時価総額加重平均株価指数って??

A. 時価総額が高ければ高いほど多くの株を持つような計算で算出した指数。

Q4. 時価総額って??

A. 時価総額 = 株価 x 発行済の株式数。企業の市場価値を示す。

つまり、市場価値が高い企業を、その価値が高い順に並べ、その価値が全体に占める割合の分、株式を保有しているということ。

そして、その市場価値が高い企業の上位企業500社を対象にした指数がS&P500である。

Q5. その500社って多いの??少ないの??全体のどれくらいなの??

A. ニューヨーク証券取引所に上場している会社が2,000社以上、NASDAQに上場している企業が3,000社なので、少なくとも5,000社程度の企業がいる中での500社。少ないと考えるか、多いと考えるかは…。私は10社に1社と考えると意外と多いのかなと思いました。

Q6. 全体5,000社の時価総額に対して、そのうちの500社が占める時価総額の割合って??

A. 約80%

この割合が思ったより高い。めちゃ高い。5000社の中での500社の時価総額が全体の80%…これは多い。めちゃ多い。

S&P500がアメリカの株式市場全体の景気を表していると言われているのも納得できますね。

 

まとめ

  • S&P500はダウ・ジョーンズ社が算出している指数である。
  • その指数の算出方法は、アメリカの主要株式市場に上場する企業約5000社の中から、企業価値が高い企業Top 500の株価から算出される。
  • ちなみにその時価総額は5000社での時価総額のおよそ8割とかなり高い。
  • S&P 500がアメリカの株式市場の景気を表していると言われているのにも納得。

 

 

投資リテラシー
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30代会社員パパ

会社員、30代、妻子あり(3人のこども♀♂♀) │投資は2020年後半スタート。資産800万円以上を運用中。投信、テンバガー、ETFを運用中 

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