To 投資家の皆様
広瀬隆雄氏(通称じっちゃま)がtwitterやYou Tubeで放つ言葉を切り抜き、その言葉の捉え方・動き方を記事として残しています。
この記事が、今から投資を始める方、じっちゃまから投資法を学んでいる方など、投資家の皆様の少しでも役に立てれば嬉しいです。
じっちゃまの言葉
良い決算とは?
- EPSがコンセンサス予想を上回る
- 売上高がコンセンサス予想を上回る
- ガイダンスがコンセンサス予想を上回る
これら3つすべてが達成された決算だけを良い決算という。
ひとつでも達成されなければ悪い決算となる。
これはウォール街の常識であり、すべての機関投資家がこれを基準にトレードする。
【解説】
じっちゃまは株価変動の重要ファクターを金利と業績と言っており、その業績の大部分を占めるであろう決算の良し悪しの判断材料してこれを提唱されています。
株の情報サイトであるEarning Whisperにおいても、決算発表時にはこの3つがsummaryとして書かれていますので、ウォール街を知らない私みたいな人からしても、ウォール街の常識なんだろうなと予想されます。
ちなみに、英語では、EPSはそのままEPS、売上高はRevenue、ガイダンスはguidance、コンセンサス予想はconsensusとなります。
Earnings Whispers
Founded in 1998, Earnings Whispers provides highly accurate earnings expectations, built upon the time-tested phenomenon of Post-earnings Announcement Drift (PE...
したがって、年に4回ある決算発表において、他にも売上高成長率なども確認すべき項目としてあるかもしれませんが、この3つは最低限確認する項目として覚えておきたいですね。
ただし、これは私の経験上ですが、バリュー株など一部の企業の決算において、たまに3項目であるガイダンスが決算結果として発表されない場合がありますので覚えておくと『ガイダンスがない』と探し回らずに済みそうですね。(なぜ発表されないのかはわかりません…)
関連用語
- EPS、売上高
- ガイダンス
- コンセンサス予想
- 機関投資家
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以上